(1)開催日時: 2022年 3月19日(土)14:00〜15:30
(2)主催:BLUE BASEさま
(3)対象:中学生〜大学生(女性限定)
(4)費用等:無料。オンラインzoomにて開催。
(5)参加者:未来Miku

★BLUE BASEさまについて★
「輝け、個性と才能。」という言葉をキャッチフレーズに、中高生がより自分自身に向き合い、学びを得られる創造的な場を提供してくださっています。
個性を大切にすること、思いやりと愛情を持って他人に接することを重視し、イベント、ワークショップ、セミナーなどが企画開催されています。
★講師
Mutsuna先生
3歳からダンスを習い、学生時代は大会にて複数の優勝経験をされています。大学では舞踊教育に関しての研究を行い、現在は小学生から高校生の若い世代を対象とし、ダンスを通じた人材育成に取り組んでいらっしゃいます。
★イベントの流れ
14:00~ オープニング 10分
14:10~ グループ別トーク 10分
14:20〜 ♪Permission to Dance (手話解説/フリ練習) 45分
15:00~ 締めくくり 10分
15:10〜 クールダウン・自由解散
①本イベントが開催されるに至った背景
ダンスは踊る人、見る人それぞれに影響を与えるすばらしいものであるとMutsuna先生は話をしてくださいました。そのようなことから、ダンスを通して平和を考えるような企画を行いたく、今回のイベントを考えたという事でした。
また、SDGsについてあわせて学ぶことが目的にもなっていました。
☆SDGsの16 「平和と公正をすべての人に」
平和 戦争や暴力で社会が乱れていない状態のこと。戦いや争いがなくおだやかな状態。
公正 判断や言動などに偏りがないこと。
平和は日本だけでは成り立たないとMutsuna先生は仰っていました。
日本でいくらワクチンを打って予防しても、ワクチンを打てない国があれば、結果としてその国から世界中に疫病が蔓延してしまうことになるという例で説明してくださいました。
「平和」とは世界中が平和になることが必須であるということにあらためて気づきました。
また、平和の象徴としてとりあげられる鳩について、旧約聖書の「ノアの箱舟」が関係していると教えてくださいました。
旧約聖書の「ノアの箱舟」について自分で概要を調べてみました。
まず、「ノアの箱舟」は、人々の堕落した生活に怒った神が地上から人間をなくしてしまおうと考え、大洪水をおこしたことから始まります。そして神を敬うノアだけが箱舟をつくって家族と地上のすべての生き物を一つがいずつ乗せるよう指示されます。洪水後に箱舟から放たれたハトがオリーブの若葉を銜(くわ)えて戻ってきたことから、人間のノアは洪水が終了したことを理解しました。
このようなことから「オリーブの枝とハト」は、神と人間の和解を意味し、平和な世界を築いていく、平和を象徴するシンボルとなったということです。
☆SDGsの17 「パートナーシップで目標を達成しよう。」
平和を達成するには多様性も必要であるとMutsuna先生は仰っていました。人々がそれぞれの個性を生かし、役割を果たすことが平和につながり、オリンピックが代表例として挙げられていました。さまざまな競技に参加する世界中のアスリートだけでなく、競技以外の歌やダンスで人々に力を与える人もいます。このように、たくさんの人がいるからこそ、オリンピックは成り立っているということを説明してくださいました。
②BTSの ♪Permission to Dance (手話解説/フリ練習) 45分
「Permission to Dance」の国際手話が使われている部分についてダンス練習をしました。また、歌の合間の4カウント分については、zoomのブレイクアウトルームで同じグループになったメンバーで自由にダンスを考えました。平和に関する動きをいれるという指示でした。
それらの振り付けは、以下の国際手話が使われているものになります。
「楽しい」:両方の拳を握った状態で親指だけ伸ばし上下に揺らす動き
「踊る」:片方の掌の上で「A」の形にしたもう片方の手を軽く動かす
「平和」:両手でVサインを作る動き
♪Permission to Dance
グループ1:
Da na na na na na na
Da na na na na na na
Da na na na na na na
No, we don’t need permission to dance
(日本語訳:そうさ 僕たちが踊るのに許可はいらない)
4カウント分
1カウント目 体の軸を右寄りにして、両手フィンガースナップ
2カウント目 体の軸を左寄りにして、両手フィンガースナップ
3カウント目 体の軸を右寄りにして、頭の上に両手をあげハートの形をつくる
4カウント目 体の軸を左寄りにして、頭の上に両手をあげハートの形をつくる
グループ2:
Da na na na na na na
Da na na na na na na
Da na na na na na na
No, we don’t need permission to dance
(日本語訳:そうさ 僕たちが踊るのに許可はいらない)
4カウント分
1カウント目 右回りで後ろの方まで回る
2カウント目 そのまま右回りで正面に戻る
3カウント目 右寄りで鳩のように両手をひらひらさせる
4カウント目 左寄りで鳩のように両手をひらひらさせる
★感想
今回初めてダンスを学びましたが、とても楽しかったです。学んだ振付の部分はとても簡単で、覚えやすかったです。また、イベントの後半でグループメンバーと一緒に振付を考えました。鳩のポーズを入れてみるなど、「平和」に合った創作ダンスが出来たのではないかと思っています。手話が国ごとに異なることは知っていましたが、このダンスに国際手話が含まれている事を初めて知り、驚きました。とても勉強になる時間でした。
ありがとうございました!
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BLUE BASEさま
★Article by:未来Miku
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