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【ハングルから始める韓国文化体験!】 主催 BLUE BASE 参加レポート1

(1)開催日時: 2021年 12月18日(土)17:00〜18:30 

(2)主催:BLUE BASE さま

(3)参加者:未来Miku

(4)費用等:無料。オンラインzoomにて開催。 




★BLUE BASEさまについて★

「輝け、個性と才能。」という言葉をキャッチフレーズに、中高生がより自分自身に向き合い、学びを得られる創造的な場を提供してくださっています。

個性を大切にすること、思いやりと愛情を持って他人に接することを重視し、イベント、ワークショップ、セミナーなどが企画開催されています。


★イベントの流れ

1.ハングルの歴史

2.ハングルプチレクチャー

3.CANVAを使ってメッセージカード作り

4.グループ別交流


①「世界で唯一の文字」と言われているハングルの歴史

「ハングル(訓民正音)」は、全世界の文字の中でほぼ唯一、作られた時期、作った人や目的が明確な文字だといわれています。ハングルが作られる以前はすべて漢字で書かれていました。漢字は文字の数が膨大なため、習得がとても難しく、学習の機会を得ることが出来た人は、ある程度地位が高く、一部の上流階級の人達のみだったといわれています。庶民は話をすることしかできない状況だったようです。

庶民が文字を知らないと、国からの告知や連絡事項はすべて口伝えで広めないといけないという不便が生じます。そこで庶民でも簡単に読み書き出来るように作られた文字が「ハングル」です。「国民に教える正しい音」という意味で、正式名称は「訓民正音(フンミンジョンウム)」と名づけられました。この「訓民正音」は李氏朝鮮の第4代国王:世宗大王(セジョンだいおう)が作りました。民のために君主が簡単に学べる文字として直接作ったものとしては世界で唯一と言われています。

現在、訓民正音という本が1997年の10月にユネスコ世界記録遺産に登録されています。この本には世宗がどうして固有の文字を作ろうと思ったのか、どのような人物が関わったのか、どのように普及したか、実際に考案されたハングルをどのように書くのかなど、ハングルにおけるすべてが記録されています。このような文献は世界的にみても例がないということもあり、世界の言語学者たちからハングルはとても評価をされています。


(K Village 韓国語さまのHPより引用あり)


②ハングルプチレクチャー

ここではハングルの構成や読み方を教えていただきました。

この時間は大きく4つのセッションに分かれており、各セッションでレクチャー、質問、問題を解く、などの3つを行いました。


1.母音と子音

この時間では、ハングルの一覧表を見ながら、基本的な構成を学びました。

ハングルはローマ字と同じように、子音+母音で成っています。

例:Hi(ひ)=히


イベント参加者の質問

⇒母音の中に2つ同じ読み方をするものがありますが、使い分けの仕方はありますか?

(例:ㅓとㅗ=おとお)

A:どちらも違いは発音の仕方になります。例として、「お」の発音の仕方は口を縦長に開けるか口をすぼめるかによって表記が異なります。


⇒k,g d,thなど一つの子音に二つ読み方があるものがありますが、どう使い分けるのですか?(例:ㄱ=k/g)

A:文のどの場所に来ているかによって、変わります。例えば、k/gとなっているものは、文の先頭に来た時はkと発音しますが、文中ではgの発音です。kの発音は他にもあるため、文中でkを使いたい場合は、ㅋを使用します。


2.パッチム

この時間では、1と同じように一覧表を見ながら、パッチム(文字の下で支える子音)について学びました。

パッチムが付いているとき、上から下へと読みます。

例:한=h → a → n


ちなみに、何も発音しないと表記されている「ㅇ」は、パッチムのときはnの表記になり、発音はngになります。

例:안 녕=an nyon(ng)


3.連音

この時間では、パッチムが続いて発音される連音について学びました。

例:「韓国語」とハングルで書くと、한국어となります。この発音は文字別に分けると、

han gug o となります。連音のイメージは、このgug の部分の最後のgをoに繋げ、

han gu goと発音することです。


4.合成母音

この時間では、母音が合体した合成母音について学びました。

6つの合成母音の表を見ながら、実際に合成母音が使われている単語を読みました。


5.日常会話

上記で学んだことをもとに、韓国でよく使われる日常的なフレーズを読みました。


以下のサイトからハングル一覧表を見ることができます。

(トリリンガルのトミさまのHP:無料のハングル表PDF参考)


③CANVAを使ってメッセージカード作り

実際の韓国での文化であるメッセージカード交換をもとに、自分達で韓国語のメッセージの入ったカードを作成しました。

私が作ったクリスマスカードを今回の記事の画像にしています!

だれでも簡単にデザインができる無料ツールCanvaと韓国語翻訳サイトpapagoを使いました。(韓国だけでなく、他の国でのクリスマスの祝い方についてはnoteにまとめてみました!)


Canva

papago



④グループ別交流

zoomのブレイクアウトルームにて今回のイベントの感想などを話しました。私のグループは女子のみで、なぜこのイベントに参加したのかを語り合いました。


★感想

今回は韓国語の読み方を学びました。英語や日本語とはまた異なる言語について学べて、面白かったです。読めたとしてもその単語がどんな意味を持つのかや、まだ自分が把握出来ていない母音・子音、組み合わせなどがたくさんあるため、学びがいがあると思っています。


noteにもアップしている関連記事のリンクは以下になります。


BLUE BASEさま




★Article by:未来Miku



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