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職業発見イベント【①マネードクター(銀行業界)②ブライダルプランナー(ブライダル業界) 】 参加レポート 10

(1)開催日時:2022年 4月3日(日)10:30〜11:45  

(2)主催:NPO法人アスデッサンさま

(3)参加者:未来miku

(4)費用等:無料。オンラインzoomにて開催。 





★職業発見イベント「キャリアパスポートを作ろう 」の内容とは

NPO法人アスデッサンさまがおこなっている「ミライドアプロジェクト」のイベントのひとつになります。

学生である私たちは普段、なかなか多くの職業の方に出会ったり、それらの方の仕事内容について知識として触れたりする機会がありません。現役の社会人の方から様々な職業について話を聞き、業界・職種についての情報を知る事によって、キャリアプランや目標を見つけることにつなげる貴重な体験を出来る企画となっています。


「ミライドアプロジェクト」とは

コロナの蔓延により、休校や外出自粛の影響等で人との関わりが減っています。将来や進路の選択について考えたり情報を得たりする機会が減り、不安を抱えている中高生もたくさんいるのではないかという事から立ち上げられた取り組みです。

中高生と社会人をオンラインでつなぐ授業として開催されています


★学んだ職業


1 ファイナンシャルプランナー【マネードクター】(銀行業界)


【現在の仕事につくまでの経緯】

経済学部卒。学部選択の理由としては、世の中の仕組みがわかったら面白いと感じたからである。就職の際は,お金の悩みを解決し、人の役にたてるような仕事を探した。なるべく多くの出会いがあり、たくさんの人の悩みを解決したいと考えた為、銀行を選んだ。

自動車業界や食品業界などは商品が中心で、販売員は注目されにくい。それに対し、銀行でのマネードクター業務は自分のお金に関する知識や経験を売る事が出来る。多くの人が銀行を利用しているので、出会いも多く、販売員としての力を発揮出来ると考えた。


【具体的な銀行のマネードクターの仕事について】

<ファイナンシャルプランナーの資格を持つ担当者がお客様からお金の相談を受ける仕事>

例としては、以下のようなことがあげられる。

①住宅を購入する人が利用する住宅ローンの相談。

②お金を増やすための運用に関する相談・お手伝い。

③子供の進学の際や病気になった時に備えとして必要なお金の相談。


【仕事のやりがいについて】

お客様のお金の悩みを解決し「ありがとう」と言ってもらえることと後輩や部下にこの仕事を伝え、彼らが成長していく姿を傍で見る事が出来る点である。



2 ブライダルプランナー(ブライダル業界)


【現在の仕事につくまでの経緯】

私立大学の文系で国際観光学部を卒業。在学中はオーストラリア等、2ヶ月ほど短期留学を経験。人と接する仕事がしたかったということもあり、ブライダルプランナーとしてブライダル業界に就職をした。


【ブライダル業界の仕事の流れ】

①お客さまに対しては、新郎さま・新婦さまという呼び方をする。

お花(ブーケ含む)やケーキ・料理・招待状などをお客様に提案し、一緒にプランを作っていく。打ち合わせは4ヶ月前から開始するのが一般的であるが、式場によっては1年前から予約が必要なこともある。そのようなケースでは1組のお客さまと長い期間お付き合いをすることになり、その点においては他の接客業とは大きく違いがあると言える。


②業者(ドレスショップやお花屋さんなど)に発注する。実は華やかな世界に見えがちであるが事務作業が多い。


③挙式当日は進行リーダーとなる。

現場では当日、スケジュールが5分刻みの単位で細かく決まっている。司会者・ヘアメイクスタッフ・カメラマン・シェフ&サーバー・チャペルの牧師・楽器演奏者・リムジン運転手など、時間通りに挙式が進むように見守り、インカムでスタッフ全体に指示を出す。とてもチームワークが必要とされる仕事である。


【海外での挙式のながれ】

コロナ流行以前に自分が担当していた海外での挙式は、一般的に当日とても忙しいスケジュールが組まれていた。ゆっくり写真をとる暇がなく、別の日に写真撮影するということもあった。ハワイでの挙式においては、挙式後に景色の良い場所などを巡り記念写真を撮るツアーのような形式をとっていた。


【日本と海外で仕事のやり方に違いはあるか】

ハワイの挙式において、日本人の新郎新婦を担当していたが、挙式当日のスタッフはアメリカ人がほとんどだった。そのため、日本の挙式様式が含まれるケースにおいては、アメリカ人スタッフに英語で理解してもらうように伝える仕事が重要だった。日本人スタッフであれば、30分以上前に会場に出勤するのが普通の感覚であっても、外国人スタッフは希望を伝えておかないとその時間間隔では集合しないという事は当たり前にあった。また、挙式の時間がズレこんだ際、日本人スタッフはある程度想定の範囲内として対応してくれるが、外国人スタッフは時間通りに終わることを望む人が多かった。これはやはり文化の違いによるものであると思う。


★未来Mikuの感想

今回は元々知っていた職業についてさらに深く学べたり、その職業の別の側面も見ることができたと思います。

ファイナンシャルプランナーという職業は、お金を扱い、お客さんの相談を受ける仕事という漠然とした認識は持っていました。しかしながら、今回さらに仕事の内容を詳しくうかがえたことで、ファイナンシャルプランナーは「お金の専門家」だと知ることが出来ました。

また、ブライダルプランナーが意外にも事務作業が多いという点は新しい発見でした。新郎新婦さまの結婚式という特別な行事をしっかりサポートして、ミスなく実行するブライダルプランナーは凄い職業だと思います!ありがとうございました!


なお、関連記事をnoteにもアップしています。記事のリンクは以下になります。


NPO法人アスデッサンさまについて

一人ひとりが自分らしい未来を描ける社会を目指し、2011年より活動する教育系NPO法人になります。大人との関わりを通じて、全ての中高生の可能性を拓くことをミッションに掲げていらっしゃいます。中学校・高校への社会人講師派遣による出張授業や、多様な大人の生き方に出合えるWebサービスの運営など、キャリア教育支援活動に取り組まれています。



◇オンライン授業「ミライドアプロジェクト」公式note

◆中高生向け社会人インタビューサイト「ロルモ」


未来Miku


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