Article by:未来miku
開催日時:2021 12月5日(日)11:00
参加者 未来miku
(1)渡辺直美(吉本興業所属) さん プロフィール
Instagramのフォロワーは900万人を超え国内トップ。
その人気はSNSを通じて世界でも注目されています。
これまでの価値観を打ち破る自分らしい生き方でも多くの人に共感されていますが、10代の頃は周りの人と比ベてしまい 自信がなかったということでした。
「ネガティブとポジティブの両方が大事」とも語られています。
InspireHighのHPから引用:https://www.inspirehigh.com/guide
※アメリカのNYご自宅から中継(現地時間21時)
(2)年表History
14才 お笑い芸人を目指すことを決意する
18才 3年間貯めたバイト代でNSCに入る
20才 ビヨンセのものまねでブレイク
26才 NY留学が人生を変えるきっかけになる
33才 世界で活躍するためにNYに拠点をうつす
(3)渡辺直美さんへの質問等
1.Instagramのフォロワー国内日本一について、自身の人気の秘密は何だと思いますか。
人によって人気とは知名度であったり、数字であったり捉え方も違うので、自分としては「人気がある」とは思っていない。ありのままの自分をたくさんの人に見てもらうことを意識はしている。
2.Instagramは現実とかけはなれた「映え」を意識して利用している人も多いと思う。直美さんは「ありのまま」を意識しているそうですが、そのギャップについてどう思いますか。
自分は人生の中心をSNSにはしたくないと考えている。SNSはあくまでも人生の付属であり、楽しかった事、可愛いもの、美味しかったものなどをみんなに共有しているという感覚である。
3.直美さんの「自分らしさ」「ありのまま」とは?
内容を盛ったり、嘘をつくなどをして情報発信すると、それが頻繁になってしまうと思う。一生内容を盛り続けていけるならそれでもいいが、必ず疲れてしまう時はくると思う。シェアの際「いいね」が少なかったりしても、自分の言いたい事を人にきちんと伝わるように説明するように意識をしている。それが「自分らしさ」「ありのまま」と言えるのではないかと思う。
4.SNSの匿名性やバッシングについてどう思うか。
私の周りの人に対するアンチ発言については削除している。しかしながら、それ以外の批判はあえて探しにいくようにしている。自分の意見や発信を他人がどう捉えたか、どうしたらもっと批判を少なく出来るか考えるためである。自分を追い込むタイプかもしれない。
5.14才という早い時期に芸人を目指そうとしたきっかけ等があれば教えてください。
小さい頃から人を笑わすことは好きだった。しかしながら思春期になって恥ずかしさから友人などの限られた人を笑わす位で範囲が狭くなってしまった。ある時に学校の授業が10分早く終わった。先生がみんなの前でモノマネをするよう私に言った。勉強をしたい子やモノマネに興味がない子もいたと思うが、実際やってみたところ、ほとんどのクラスメートにウケた。その時、私はやはり芸人になりたいと思った。自信がついて決意が固まった出来事だったように思う。
6.モチベーションはどうやって維持しているか。
自分の場合、まずは大きな目標がある。それをゴールとして、成功させるには今やるべきことは何かと考えて行動するようにしている。自分にあうパターンをいくつも試しながら少しずつでも進むようにしている。時にはそのパターンが間違いなこともあるが、諦めるという事はない。また違うパターンに挑戦していくという感じである。
7.直美さんが自信をつけていったきっかけは何ですか。
10代の方が何も考えず行動出来ていたように感じる。がむしゃらに目の前のことをこなしていたように思う。大人になるとかえって考えすぎて動けなくなる。でもそれは仕方のないことである。失敗したらどうしようかと考えるネガティブな自分もいるが、それも私の一部として認め、ネガティブな自分も抱きしめて、ポジティブに進むことに生かされると考えている。失敗をしたからこそ気づきがあり、そこから成功に向かう事もある。恐れずに進むのも良いかと思う。
8.失敗したらその気持ちをひきずってしまう。そのような時についてのアドバイスとは。
自分の理想が高かったのかもしれない。出来なかったものは仕方ないとポジティブにその経験を生かすように考えると良いと思う。出来なかったことではなく、出来たことはなんだったかと考えを切り替えてみるのも一つである。もしかしたら、自分が気がついていないところで人を助けていたり、感謝されている部分もあるかもしれない。
9.深く考えすぎて進めなくなってしまうことがある。考えすぎずに前向きな力に変えるにはどうしたらよいか。
深く考えている時は自分では苦しい時間のはずである。その時間は宝物である。何も考えずに踏み出す一歩とよく考えて踏み出した一歩はとても違いがあると思う。その一歩で成功と失敗をわけることもあるかもしれない。何も考えず行動をしてしまい、後悔するという人もいるので、深く考えて行動できるという事はその人の良さともとれるかもしれない。
また、別のアドバイスとしては、深く悩み始めたら周りの人達に打ち明け相談するのもよいかもしれない。私自身もそのような時、マネージャーや身近な人に相談をするようにしてる。
10.他人から「頑張ったね」と褒められても、そこまで頑張ったとは思えない自分がいて違和感がある。
私自身は「頑張る」のハードルを低くしている。そのため、「頑張った」「頑張る事が出来た」と考えられているように思う。人生を走り続け進んでいくが、「頑張ったね」と人に言われたときに、一度自分が進んできた道を立ち止まって振り返ってみると良いと思う。そしてその振り返りをきっかけとして、また次の道に踏み出すようなイメージにすると「頑張った」と思える瞬間もあるかと思う。
※司会のイアンさんからもこの質問において以下、コメントとあり。
「頑張る」ことにおいて「楽しむ」ことが大切である
(4)アウトプットについて
【『私は最高!』ではじめてみる。】
(1)「私は最高!なぜなら」の書き出しで自分をほめてみましょう。
(2)イメージ画像を添えましょう。
~ガイドの考え方~
☆どのような小さなことでもいいので、自分を肯定できる部分を探して書き出してみる。
☆フィードバックに関して、自分の思うこと、意見を探していく中でも新しい気づきがあるかもしれない。
(1)私は最高!なぜなら、新しいことにチャレンジすることが怖くなくなったから!
※昔は怖がりで、成功するイメージよりも失敗するときをイメージすることが多く、最終的には「やらない」と決めてしまっていたことが多かったです。
今もマイナス面をたくさん考えてしまいますが、「まぁ、やってみて自分の経験に繋がるから大丈夫だ」と思えるようになりました!
(2)Inspire High に提出済
未来mikuの感想
今回のセッションでは、渡辺さんのお話を聞きながら自分と向き合うことができました。自分らしさ、長所はどこにあるかを考え、自分自身を知る良い機会になりました。また、普段自分を褒めることがあまりないので、アウトプットテーマが新鮮で、楽しかったです。
渡辺直美さん、ありがとうございました!
今回のセッションはまさしく「自己肯定感」についての学びだったように思います。「自己肯定感チェック」「自己肯定感テスト」に関する記事や子どもの自己肯定感を高めようというプロジェクトをおこなっている団体もあったので、関連記事として、noteにアップしています。もしよろしければ、そちらもご覧ください!
Inspire High
Inspire High(インスパイア・ハイ)はアーティストやビジネスリーダー、
研究者など第一線で活躍し、自分の人生を楽しむ様々な大人から、
自分の世界を広げるインスピレーションをもらうオンラインサービス。
Inspire Highさんのnote
未来miku
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